頭痛の種類には大きく分けると「片頭痛」、「緊張型頭痛」、「群発頭痛」の3種類があります。

 

片頭痛とは…何らかの理由で脳の血管が急激に拡張している状態で頭の片側や両側がズキズキガンガンと痛みます。吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返す。

月に1~2回、多いときには週に2~3回発作的に強い頭痛が起こります。脈を打つような痛みで、頭や首を傾けたり動かすと痛みがひどくなり、悪心や嘔吐を伴い20~40代の女性に極めて多く見られるのが特徴です。

脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。

心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こりやすくなります。そのほか、寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、「片頭痛」の誘因とされています。

群発頭痛…激しい痛みが片側の目の奥に起こります。「目の奥をえぐるような」「柱に頭をぶつけるような」と表現されるような激しい痛みが片側の目の奥に起こるのが特徴です。涙や鼻水が出て目が充血するなどの症状を伴います。

多くの場合は回数は年に1~2回ですが期間は1~2ヶ月と長期間に続き、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。

緊張型頭痛…首肩の凝りと共に頭が締め付けられるような痛みが毎日のように起こる頭痛です。それほど強い痛みではなく仕事や日常生活が出来なくなるようなことはまずありませんが頭痛で集中力はかなり低下してしまいます。

精神的、肉体的、どちらのストレスも引き金となり、多くの場合「頭にきつい輪っかでしめつけられるような」頭痛を起こします。

「緊張型頭痛」を引き起こす原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く、コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。

また、筋肉の緊張ではなく、うつ病など心の病気が原因となる「緊張型頭痛」もあり、また「片頭痛」を併せ持つ人もいます。

「片頭痛」が起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛みます。

頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあり、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。

「片頭痛」の特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。また頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があり、光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。

いったん痛み出すと2~3日間は続き、1ヶ月に1、2度、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。

一方、午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいのが「緊張型頭痛」。後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。

吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。

 

頭痛のイラスト

 

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